クラウドSIM対応WiFiの仕組み【画像やアニメーションで簡単解説】

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ここでは、クラウドSIM対応WiFi(クラウドWiFi)の仕組みを画像やアニメーションを使って解説していきます。例えなどを用いて、できるだけ簡単に解説しているので、クラウドWiFiの仕組みについて知りたい方はぜひ当ページを参考にしてみてください。

また、クラウドWiFiの解説にあたって、「クラウドとは何か」「クラウドSIMとは何か」についても触れていきます。そちらも一緒に確認していきましょう。

クラウドWiFiの仕組み解説の流れ

クラウドWiFiとは、「クラウドSIM技術が用いられたポケットWiFiルーター」のことです。特徴としては、「複数の回線に繋げられる」、「回線が混雑しない」、「電波が繋がりやすい」などがありますが、これらは全てクラウドSIM技術がもたらしている恩恵です。

なので、クラウドWiFiの仕組みを理解するためには、「クラウドSIMとは何か」を知る必要があります。そして、それを知るためには「クラウドとは何か」を知っておくと、理解が早まります。

  1. クラウド技術について知る
  2. クラウドSIMについて知る
  3. クラウドWiFiの仕組みがわかる

ということで、まずはクラウドとは何か、イラストと例を用いて解説していきましょう。

クラウドとは?|キーワードは「データの置き場所」

クラウドとは、正確には”クラウド・コンピューティング”といって、「ネットワークに接続されたコンピュータ(サーバー)にあるデータを、ネットワークを使って手元の端末で利用する」というコンピュータの利用形態です。

なんのことか、さっぱり理解できませんよね。教科書的な説明だとイメージが付きづらいです。そこで、イラストと例を用いて解説しましょう。

イラストと例

クラウドと従来のシステムの違い

上のイラストの左側のように、これまではカレンダーや画像、メールといったものは使っているパソコンの中にしかありませんでした。しかし、イラスト右側のクラウドシステムでは、データはクラウドという大きなサーバーの上にあります。

例えば、メールだと、昔はパソコンからパソコンにメールが届いていたので、届いたパソコンでしかメールは見られませんでした。しかし、クラウド技術が使われているGmailなどでは、アカウントにログインすれば、スマホ・PCに限らずどの端末でも届いたメールを見ることができます。

同様に、Googleカレンダーに予定を入力すれば、同じアカウントの端末は同じ予定を見ることができますし、クラウド上にアップした画像も異なる端末どうしで共有することが可能です。

要するに、クラウドとそれ以外の仕組みの違いは、データの置き場所が違うだけ。パソコン上にあるのか、インターネット上にあるのか。クラウド技術とは、たったそれだけの違いなのですが、使う人にとっては非常に便利な技術となっています。

クラウドと従来のシステムの違いは、「データの置き場所」だけ。

そんなクラウド技術が用いられたクラウドSIMの仕組みは何か、次にステップに進んでいきましょう。

クラウドSIMの仕組みは?アニメーションで解説

それでは、クラウドSIMの仕組みについて解説していきましょう。クラウドではデータの置き場所が重要でしたが、クラウドSIMにおいてのデータの置き場所とは何でしょうか。このデータの置き場所の違いを理解することで、クラウドSIMの仕組みはすぐにわかります。

そもそもSIMとは、ポケットWiFiやスマホがデータ通信を行うために必要なものです。イメージしやすいように、SIMの仕組みについて簡単にアニメーションを作ってみました。

SIMの仕組み(GIFアニメーション)

SIMの仕組みのイメージ
SIMの仕組みイメージGIF

上のアニメーションのように、通常はSIMカードとスマホなどの端末がセットでデータ通信を行う事ができます。なぜなら、SIMカードに入っているデータ(利用者識別番号や電話番号)を元に、通信会社からの電波を受け取って通信しているからです。しかし、クラウドSIMではSIMカードそのものは必要ありません

クラウドSIMの仕組み(GIFアニメーション)

クラウドSIMの仕組みのイメージ
クラウドSIMの仕組みイメージGIF

上のアニメーションは、ポケットWiFiにクラウドSIMが使われている場合のイメージです。このポケットWiFiには、SIMカードが入っていません。代わりに、クラウド上にあるSIMのデータを使って、インターネットに接続することが可能です。

つまり、これまではSIMカードに入っていたデータ(利用者識別番号や電話番号)が、クラウドサーバー上に置かれているのです。これが通常のSIMとクラウドSIMの違いです。

それでは、ようやく当初の目的であったクラウドWiFiの仕組みについて話していきましょう。

クラウドWiFiの仕組みとメリット

実はほとんど説明は終わっているのですが、クラウドWiFiではこれまで解説したクラウドSIMの技術が使われています。ポケットWiFi本体がSIMの役割の果たしているといったイメージがわかりやすいでしょうか。

とにかく、仕組みとしては、クラウド上にあるSIMを使ってデータ通信をするポケットWiFiというだけの話です。

メリット

さて、このクラウドWiFiのメリットは何かと言うと、クラウド上にあるSIMを自動で選んで通信できるというところです。これについて、ちょっと解説していきましょう。

もう一度アニメーションを載せますが、クラウド上にはドコモやau、ソフトバンクの他、様々な通信会社のSIMが置かれています。その沢山あるうちのSIMの中で、回線の状況に応じて一番混雑していない会社のSIMが自動で選ばれるのです。

クラウドWiFiの仕組みでもある

これの恩恵が「電波の繋がりやすさ」や「速度の落ちにくさ」になります。歩道や車道をイメージするとわかりやすいですが、混雑していない道のほうが目的地までスイスイ進めますよね。

他にも、クラウドWiFiのメリットには、通信料金が安いことや通信容量が大きい(無制限の場合も)ことが挙げられます。実際にクラウドWiFiを使えるサービスはどんな会社があるのか、全ての会社を一覧にしてまとめた記事もありますので、気になった方はぜひ以下のリンクからご覧になってみてはいかがでしょうか?

クラウドWiFiサービス一覧と比較【全13社】

以上、クラウドWiFiの仕組みについて解説しました。このページが少しでもあなたのためになれば嬉しいです。

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