「hi-ho GoGo Wi-Fiはやめとこう。」そう思える致命的理由

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hi-ho GoGo WiFiクラウドWiFi
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※2020年4月1日追記:一部情報を更新いたしました。

おはようございます!最近、新たに「hi-ho GoGo Wi-Fi(ハイホー ゴーゴー ワイファイ)」というポケットWiFiサービスがリリースされました。

最初に聞いた時は「なんでこんな名前にしたんだ」という感想でしたが(入力が面倒なため)、サービス内容を見てもガッカリ。「またクラウドSIM対応WiFiか…」という感じです。

(追記)冷静に考えると、hi-ho GoGo WiFiのサービス内容自体は結構優秀です。ただ、類似サービスの乱立に嫌気がさしてこういった表現となりました。

今回はそんな「hi-ho GoGo WiFi」の「料金・性能・将来性」について、ちょっと厳しめに評価した内容をお伝えします。

クラウドSIM対応WiFiサービス
  • どんなときもWiFi
  • よくばりWiFi
  • Mugen WiFi
  • hi-ho GoGo WiFi ⇐ New!

(追記)現在は更に増えて、10社以上誕生しています。総額料金を比較すると、hi-ho GoGo WiFiよりも安く使えるクラウドSIM対応WiFi(クラウドWiFi)も存在するので、気になる方はこちらをご覧ください。

クラウドWiFiの一覧比較とおすすめ順紹介

さて、このように、どんなときもWiFiから始まり、他にも似たようなサービスがたくさんある「hi-ho GoGo WiFi」。果たして、使う価値のあるサービスなのでしょうか…?

記事の内容を見ていきましょう。

hi-ho GoGo WiFiについて、この記事で伝えたいこと

「今、hi-ho GoGo WiFiを選ぶのはやめときましょう。」

タイトルにも書いてありますが、この記事で伝えたいことの多くはこの一行です。そして、もう一つ追加すると、

hi-ho GoGo WiFi以外により良い選択肢はある」

例えば、hi-ho GoGo WiFiと同様のクラウドWiFiサービスで更に料金が安い「ゼウスWiFi」などや、契約期間の縛りがない 「縛りなしWiFi」などがおすすめです。

  • クラウドWiFiにこだわるなら(大容量使いたい人向け)
    ⇒ゼウスWiFi
  • こだわりがないなら(ライトユーザー向け)
    ⇒縛りなしWiFi

なぜ契約期間なしが重要なのか、これは後で更に詳しく解説します。まずは、順序よくわかりやすく解説するためにも、hi-ho GoGo WiFiのサービス内容について、一緒に確認しておきましょう。

hi-ho GoGo WiFiのサービス内容【解説付き】

月額料金3,355円
端末代金0円
事務手数料3,000円
契約期間2年間
(自動更新1年)
容量制限なし
回線ソフトバンクなど
最適な回線を自動選択

こうしてみると、容量無制限のポケットWiFiを月々3,000円ほどで使えるのは優秀に思えます。会社名のhi-ho(ハイホー)とか料金の3,355円(サンサンゴーゴー)とかも、少し陽気な雰囲気を感じますね。

また、容量制限なし通信制限とは無縁ですし、クラウドWiFi特有の回線自動切り替え(混雑した回線を避けてくれる)もついているので、契約すれば十分に使えるサービスです。

こんなふうにhi-ho GoGo WiFiを単体で見れば、「契約してみようかな」と考えるのもわからなくありません。

しかし、ポケットWiFiサービス全体を俯瞰してみると話は別。hi-ho GoGo WiFiをおすすめできない、いくつかの注意点が浮かび上がってきます。

無視できない2つの要注意ポイント…

hi-ho GoGo WiFiには、無視できない要注意ポイントが2つあります。

hi-ho GoGo WiFiの要注意ポイント
  • 同様のサービスで更に安いサービスがある
  • 違約金がかかる
  • 端末の性能は高くない

一つ一つ意味を確認していきましょう。

同様のサービスで更に安いサービスがある

もうすでに2回ほど書いてしまいましたが、ほとんど同じサービス内容で更に安い料金設定のクラウドWiFiサービスが他に存在します。この状態である限りは、hi-ho GoGo WiFiをおすすめすることはできません。

更に安いクラウドWiFiについて調べる

次に、違約金について。

違約金がかかる

hi-ho GoGo WiFiには契約期間があるので、違約金が存在します。

期間違約金
0~11ヶ月18,000円
12ヶ月以降
(更新月を除く)
9,500円
26ヶ月以降9,500円

※更新月は25ヶ月、37ヶ月、49ヶ月…の12ヶ月周期。

更新月以外では、違約金を最大18,000円も支払わなければなりません。

「そもそもWiFiの契約ってそういうもんだろう。」

こうお考えの方もいるかも知れませんが、反例として、実際に、違約金なしで契約できるポケットWiFiは存在しています。

縛りなしWiFi【解説記事】

※後述しますが、違約金がない代わりに無制限ではありません。容量についても解説をつけてあるので、一旦このまま続きをお読みください。

というか、冷静に考えると違約金なんてないほうが良いに決まってますよね。

特に、今後、契約期間以内で解約することがありそうな場合はなおさらです。そして、これに関して、次の要注意ポイントが密接に絡んできます。

端末の性能は高くない

hi-ho GoGo WiFi に使われるポケットWiFi「U2s」。これはその他のクラウドWiFiでもよく使われている端末ですが、正直言ってそこまで性能が高いものではありません。

hi-ho GoGo WiFiで使えるポケットWiFi「U2s」の外観
U2sの外観

どれぐらいの性能なのか、現在契約できるポケットWiFiの機種「WiMAX W06」と比較してみましょう。

端末U2sWiMAX W06
通信速度最大150Mbps最大1200Mbps

これはあくまで最大通信速度なので、実際の通信速度はもう少し差が縮まります。しかし、通信速度で約8倍もの差があると、性能が低いように思えますよね。

ただ、他の記事では以下のようなことが書かれているのではないでしょうか?

「U2sは最大通信速度が遅くても、動画も問題なく視聴できる速度が出る」

これ自体は間違いではありません。実際、現状であれば問題なく使いこなすことができるでしょう。ただし、だからといって契約していいのかというと、個人的には引っかかるところがあります。

なぜなら、せっかくhi-ho GoGo WiFiのU2sを契約しても、近い将来に解約したくなるタイミングが来るかもしれないからです。これはhi-ho GoGo WiFiの、というよりは現状のクラウドWiFi全般にも言えること。一体どういうことか、詳しく説明しましょう。

将来性がない

2019年11月21日にリリースされたhi-ho GoGo WiFi(参照:hi-ho公式)。もう1,2ヶ月もすれば、2020年になるというタイミングですね。

そして、2020年には通信業界にも大きな変革があるとされています。それが5G通信の登場です。(追記:2020年3月末より、5Gサービスが正式にリリースされました)

5G通信の大きな特徴
  • 超高速低遅延通信
  • 大容量通信
  • 同時多接続通信

参照:KDDI IoT

簡単に言えば、5Gは4Gよりも速くて大容量で同時にたくさん接続できる通信方式です。今の4Gですらスマホを存分に扱える通信速度ですが、5Gはそれを大きく上回ります。

そんな5Gが普及し始める2020年において、hi-ho GoGo WiFiの(クラウドWiFiの)U2sは活躍できるのでしょうか?ここに不安が残ります。

もし、今から契約したとして、そこから2年の契約期間中に解約を考えるタイミングはいくらでもありそうなのですよね。

しかし、hi-ho GoGo WiFiを契約期間中に解約すると、最大18,000円もの違約金が発生してしまいます。これは、かなりの足かせとなってしまいますよね…。だから、筆者はこう伝えたいのです。

hi-ho GoGo WiFiを選ぶのはやめときましょう。」

なにか演説みたいになってしまいましたが、まず他に安いサービスがあるのでhi-ho GoGo WiFi自体はおすすめできません。そして、もう一つ違約金の存在がネックとなる可能性もあるので、

「クラウドWiFiではなく、縛りなしWiFiを検討してみたほうがいい」

ということで、クラウドWiFiよりも縛りなしWiFiを検討すべき理由について、これから簡潔に説明していきましょう。

hi-ho GoGo WiFiよりも縛りなしWiFiを選ぶべき理由

hi-ho GoGo WiFiよりもお得な縛りなしWiFiのイラスト

クラウドWiFiよりも縛りなしWiFiを選ぶべき理由は3つあります。

  • 安い月額料金
  • 同等以上の端末の性能
  • 契約期間・違約金なし

わかりやすいように、ここではhi-ho GoGo WiFiの特集記事なのでhi-ho GoGo WiFiと並べて比較してみましょう。

縛りなしWiFihi-ho GoGo WiFi
月額料金3,300円3,355円
端末代金0円0円
事務手数料1,000円3,000円
容量制限1日2GBなし
契約期間最低1ヶ月
(毎月自動更新)
2年間
(1年自動更新)
違約金なし最大18,000円
通信速度150Mbsp~
612Mbps
150Mbps

※料金は税抜き表記

hi-ho GoGo WiFiの一番の問題点は、将来的に解約したいときに違約金がかかってしまうことでした。しかし、縛りなしWiFiでは違約金は一切なし!最低1ヶ月使った後は、いつでも解約できます。

そして、端末の性能もhi-ho GoGo WiFiと同等以上なので、現状は動画視聴なども問題ありません。5Gなどの新たな通信方式が始まれば、新しい契約に乗り換えても一切負担なしです。

ただ、唯一、気になる点が容量の1日2GB制限ですよね。違約金をなくした引き換えに、容量制限がついたような形になります。

これについては、あなた自身の利用具合にもよります。そこで、2GBで大丈夫なのか、それを判断するためにも、通信量の目安をご用意しました。

2GBでできることの目安

引用:ソフトバンク公式

こちらは、ソフトバンク公式の回答ですが、2GBあればスマホでの動画視聴は約9時間使える模様。もちろん、他の用途でも通信量は使うのですが、それを考えても4,5時間分は使えるでしょう。

実際に、筆者も縛りなしWiFiを使っているのですが、電車で移動中にイヤホンで音楽を聞いたり、ベッドで寝る前に動画を見たりしても、通信制限を感じたことはないです。

なにより、1日ごとの容量設定なので、1日ごとに容量が回復するのが嬉しいポイント。完全無制限と比較すると劣りますが、月3,000円ほどの料金で違約金もなしにこれだけ使えるポケットWiFiは他にはありません。

現状、将来を見据えたポケットWiFiの選択肢としては、間違いなくベストな縛りなしWiFi。この機会にぜひお申し込みされてはいかがでしょうか?

ここまでお読みいただきまして、誠にありがとうございます。以上、hi-ho GoGo WiFiについてお届けしました。

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